「ワインって、いつまで飲めるの？」
「開けてから冷蔵庫に入れたけど、これって大丈夫？」
私たちWine Salon Tanaka shop & bar（八王子）でも、
ワイン初心者の方からこういったご相談をよくいただきます。
スーパーやワインショップで買ったワインを飲み切れずに残したまま、
なんとなく放置してしまった経験…ある方も多いのではないでしょうか？
今回は、ワインの賞味期限・保存期間・開けた後の注意点について、
ソムリエの視点から、分かりやすくお伝えしていきます。
📅そもそもワインに「賞味期限」ってあるの？
結論からいうと、ワインには食品のような明確な賞味期限表示はありません。
ですが、「いつまでおいしく飲めるか？」という意味での“飲み頃”は確実に存在します。
🍷 未開栓のワインはどうなる？
ワインは基本的に時間とともに熟成する飲み物ですが、
全てのワインが“寝かせて美味しくなる”わけではありません。
✅ 一般的なテーブルワイン（1,000〜3,000円台）は、購入から1〜2年以内に飲むのがベスト。
✅ 高級ワインや熟成タイプは、保存状態が良ければ5年〜10年、それ以上持つことも。
保存環境が悪い（高温多湿・直射日光）と、
本来より早く劣化してしまうため注意が必要です☀️
😎夏は要注意！ワインの保存に適した条件とは？🌡
「夏の常温保存、これって大丈夫…？」
と不安になる方も多い季節。
ワインにとって夏はとてもデリケートな時期です。
冷蔵庫に入れておけば安心？
✅ 冷蔵庫での保存は、短期的にはOK！
特に白ワインやスパークリングは冷やして飲むものなので、問題ありません。
ただし、冷蔵庫は開閉が多く振動もあるため、
長期保存にはあまり適していません。
ベストな保存場所は？
・15〜18℃程度の涼しい場所
・直射日光が当たらない
・湿度は60〜70％が理想
・ワインセラーがあればベスト！
✅ 「冷暗所で横に寝かせる」が、ワイン保存の基本です。
⚠開けた後はどうする？劣化の目安と注意点
「昨日開けた赤ワイン、今日も飲める？」
「一週間経ったけどまだいける…？」
こんな疑問にも、ソムリエとしてしっかりお答えします！
🍷 開栓後の目安（保存期間）
赤ワイン → 2〜3日（冷暗所）
白ワイン・ロゼ → 2〜4日（冷蔵庫）
スパークリング → 当日〜翌日（気が抜けやすい）
✅ 目安を過ぎると、酸化が進んで香りや味が変わりやすくなります。
💡 こんな状態なら、もうNGかも…
・ツンとした酸っぱいにおい
・茶色っぽく濁ってきた
・味が平坦、風味が消えている
✅ 飲んでみて「おいしくない」と感じたら無理に飲まず、思い切って処分を！
🍷初心者でも安心！ワイン保存で気をつけたいこと3つ
最後に、私たちWine Salon Tanakaがワイン初心者の方にお伝えしている保存のコツをご紹介します。
1 飲み切れない場合は、ハーフボトルがおすすめ
✅ 一度で飲みきれる量の375mlの小瓶サイズは、
保存を気にせず楽しめるベストチョイスです。
2 開栓後はできるだけ早く飲み切る！
ワインは空気に触れるほど味が変わるため、開けたら2〜3日以内が目安。
特に夏場は、冷蔵庫に入れても早めに楽しむのが◎
3 保存用のグッズを活用しよう
真空ポンプやワインストッパーなど、酸化を防ぐ便利アイテムもあります。
気になる方は、当店でも取り扱いをご紹介しています✨
📍まとめ ワインを長くおいしく楽しむために😊
ワインに明確な「賞味期限」はなくても、
保存状態や飲み頃を知っておくことが、
おいしく楽しむための鍵になります。
ちょっとしたコツを知っているだけで、
「え、まだ飲めたのに…」という失敗も防げますし、
「昨日より今日のほうが美味しい！」なんて体験もできるかもしれません🍷
気になることがあれば、いつでもWine Salon Tanaka shop & barへご相談ください。
初心者の方でも安心して楽しめるよう、
ソムリエが丁寧にアドバイスいたします。
📩 ワイン保存やテイスティングに関するお問い合わせはこちら
👉 Wine Salon Tanaka公式HP
👉 お問い合わせページ
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